ちぃ魔女きぶん

魔女見習い、魔女修行中のちぃが本物の魔法使いになっていくまで

発達障害を診断する精神科ってどんなとこ?

精神科…

どんなイメージをもっていますか?

 

通院されてる方はメンタルクリニックってこんなんって理解されてると思いますが、行ったことない方って色々なイメージがあると思います。

 

『私も最初はどんな患者さんがいるんだろー?』とか思ってました。

 

 

今回の記事は

 

  • 精神科ってどんなところか興味ある方
  • 通おうかと悩んでいる方
  • 転院を考えている方

に是非読んでいただきたいです。

 

 

 

実際の精神科は…

 

いたって普通です。

 

内科とかと比べると平均年齢が低いだけで、特に他のクリニックとなんら変わりなかったです。

 

正直わたしが1番やばい患者だなって思ったこともありました。笑

 

待ち合い室で大号泣したり…笑

 

その時の主治医とよっぽど相性が良くなかったんです。そんなエピソードも含めお話します…

 

実は私、精神科を2回転院しているため、3つのクリニックに通った経験があります。

 

時系列で紹介していきます!

 

〈初診で通っていたクリニック〉

とにかく、発達障害について右も左もわからなかった当時の私。

発達障害に特化したクリニックに通おうと考えました。

んで、電話予約。

当時は仕事が半シフト制で行ける日がすくなかったのもありますが、まじで予約とれませんでした。

うーんこんなもんかなーとか思いながらも1か月後に予約取れました。

当日、クリニックで受付を済ますと待ち合い室で待つように促されます。

 

うーん、待つなー。

 

やっと医師の診察となり、ご対面。

メガネの真面目そうな医師、淡々と話します。

初診は通常、診察に時間がかかるため、この時も1時間で予約をとっていました。

実際にかかった時間は15分。

え?って感じでした。

その時の医師とのやりとりを思い出して書いてみます。

 

医『こんにちはー。まるさんね』

私『はい。よろしくお願いします。』

医『今日はどうしましたか?』

私『仕事でかくかくしかじかで、自分は発達障害だと思ってるんです。』

医『なるほどね。特にどんなことが、辛い?』

私『ミスがすごくて、私がいたほうが他の人の仕事が増えるんです。』

医『そうでしたか。では〜』

ここで、一般的なADHDの特徴について当てはまるかを聞かれました。

ちなみに私は全部当てはまります(笑)

医『なるほど。今までお辛かったですね。』

この言葉すごく嬉しかったのを覚えています。当時は…

『もし検査で障害がわかれば投薬の可能性がでてきます。ただ服薬をするかはご本人しだいなので、私は必ず必要とはいいません。』

この言葉に、すごく安堵しました、このときは…

『はい。ではお大事にー』

このお大事にーがすごく定型文というか、全く心がこもってないんですね(笑)

最後になんだかなーと思って初診が終了しました。

受付で次回の予約と検査の予約をとることとなりました。

ただ予約がとれないのなんの。

また1か月先の予約となってしまいました。

診察は翌々週で空いていて、予約しました。

 

そして次の診察。

この頃にはメンタルやばくて、わりと抑うつ状態でしたが、まだなんとか頑張れていました。眠れないので、漢方と向精神薬を出されて帰りました。この日は診察時間5分…。

思い切って『死にたいって思っちゃうんです』と伝えたところ

『死なないでくださいねー』

って言われて、え?ってなりました。

余計死にたいよおおってこの時思った(笑)

そして、最後の

『はい、お大事にー(無感情)』

うん?笑

 

んで、その後もう1回ほど診察がありましたが、ほぼ前回と一緒。

『でも本当に無理なんです。』と伝えると、

『そしたら診断でてないですが、お薬出しましょう』

と提案されたのはコンサータ

安全性について聞くと、ストラテラの投薬に変えられました。

それよりお薬を飲めば、全てが解決すると考えている先生の考え方に納得がいきませんでした。

それに、私が希望する前にお薬を出す先生に疑問がわきました。

しかも、リスクが無い訳ではないお薬を診断前に。

まぁそんなで投薬されましたが、私は希望していない訳ですし、診断前なので飲みませんでした。

まぁ医師の言うことを聞かないのは良くないですね。と今は思います。

 

んで検査。これはすごく良かったです。丁寧でした。

検査内容はWAISと聞き取りと心理検査

心理検査ではお絵かきがあったりして楽しかったです。

聞き取りでは、過去や現在の辛さから本気で泣いていました。

検査が終了すると、受付から検査の結果が1ヶ月以上はかかると言われました。

相変わらず長いー。

 

んで服薬なしでまた頑張って働く。でも自殺願望は消えない。

もう限界って思う。

電話をかけて予約とれないかきくと、ラッキーにもすぐとれたのでクリニックに駆け込みました。

『先生本当にもう無理なんです。』

ADHDのお薬出しますから』

『それでももうこの職場ではやっていけないです。死にたいって思うんです』

『死なないでください』

ここで私の何かが崩れました。 

 

私はどうしたかと言うと、

ギャン泣きしました。

声を上げて泣きました。

 

多分先生もびっくりしたと思います。

 

『今すぐ検査結果見ますから、ちょっと待ち合い室で待っててください。』

そう言われて、待ち合い室でも涙が止まらずに声は上げないにしても派手に泣いていました。

 

そして、検査結果が言い渡されました。

 

ADHD

完全にと。

 

そして先生から1言。

『ではお薬出しますね。』

私は固まりました。

『飲めば落ち着いて仕事ができるので、ミスがなくなりますから』

もう私の意思とは関係なく投薬すると言われたも同然です。

しかも毎回言うように、飲めば万事解決と。 

 

まず私は抑うつがひどくて仕事どころではなく、薬を飲んだからと言って気持ちまで回復するとは思えませんでした。

 

もう私はここで狂ったように泣きました(笑)

 

その後、なんとか休職のための診断書をもらい1ヶ月の休職に入りました。

 

そして、転院のための紹介状もこのあともらいました。

もうこの時、先生との関係はひどいものでした(笑)

最後の『はい、お大事にー』は前ほどイライラしませんでした。

 

思えば、最初の『辛かったですね』って言葉には心がなかったんだなって思います。

ただ、ここではちゃんとした診断を出してくれたのでそこは感謝です。

 

ここの病院は精神科にしては大きめで、先生がたくさんいました。そのすべての先生が発達障害の診断ができるとのことでしたが、

私の主治医だった先生がたまたま、どう見ても発達障害の患者とは合わないという人だった。という感じです。

クリニック自体は混んでいますが、良いところだとは思います。

 

なんか色々吐き出す感じになってしまいました。

 

転院先も変わったところで、面白いクリニックでした。

少し長くなってしまったので、Part2をどこかでやりたいと思います。

 

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